私が行き着いたツノガエルの飼育法

かえる

ツノガエルを飼っている私が漫画や飼育本に載ってる飼育法を色々試して行き着いた飼育方法をご紹介します。

あくまでも私のツノガエルに合っている・私のライフスタイルに合っている飼育方法なのでこれが絶対正しいということではありません。

楽に飼育したいけどそれなりに見栄えもよくツノガエルにも健康でいてほしい

そんな方には私の飼育方法はおすすめです。

揃えておきたい飼育器具

飼育容器(プラケースかガラス水槽)、床材(ソイル)、霧吹き、プレートヒーター、給仕用ピンセット、餌(カエルフード)

ツノガエルの飼育環境

飼育容器について

ツノガエルは空間認識能力が低いと言われていてそんなに動き回る生き物ではないので30㎝四方くらいであれば十分です。狭すぎたら排泄等で汚れやすいので広めの方がいいとは思います。ガラスかプラケースどっちがいいのかは飼い方によります。

プラケースのメリットデメリット

メリットは軽いから掃除がしやすいところです。たくさん生き物を飼育している方は場所を取らない、世話をしやすいプラケースがおすすめです。デメリットは汚れで黄ばんだり傷が入るところです。見栄えを気にする人にはおすすめできません。

ガラス水槽のメリットデメリット

メリットは見栄えが良いところです。テラリウムで飼育したい人におすすめします。デメリットは重いから掃除しにくいところです。ガラス水槽はエキゾテラがおすすめですが高いし、ツノガエルは毎日餌を与えたり水入れを変えるような作業もないので魚用の安めのガラス水槽で十分だと思います。

飼育容器の設置場所について

置く場所の条件をまとめると

➀台やラックの上

➁人の出入りの少ない場所

③温度変化の少ない場所

➃他の生き物がいない場所

ストレスがかからないようにするためです。➃は水槽が隣り合ってたら目隠しとして仕切りや紙などで隣が見えないようにすると良いです。

温度管理について

ツノガエルの適温は22℃~28℃なので冬はプレートヒーターが必須です。夏場は適温になるようにエアコンで温度管理をしましょう。部屋の温度が適温でもツノガエルの置き場所によっては温度が思ったよりも低すぎ・高すぎたりするので、初心者は水槽の中に爬虫類用の温度計を置くのがおすすめです。

床材について

水、スポンジ、赤玉土、ミズゴケなど色々試してみましたが

一番良いのはソイル(アクアリウムorフロッグ)でした。

ソイルのメリット

ツノガエルは本来は土に潜って餌を待ち伏せするスタイルなので本来の環境に近づけることができる、潜ることができるので健康な足腰に、ソイルには浄化作用があるので水飼いのように頻繁に掃除しなくてよいくらいです。

ソイルのデメリット

土に潜っていると健康状態が分かりにくい、糞の状態と場所が分かりにくい、餌にソイルがくっついて一緒に飲み込んでしまうくらいです。

1週間に一度ソイルを水洗いして2か月に一度ソイル全替えがよく推奨されていますが私は45㎝水槽で飼育しているのでそこまで汚れないから糞を見つけたら取り除き、3ヶ月に一度上部の土の入れ替え、半年に一度土全替え&大掃除しています。

広い水槽で飼ったほうが掃除の頻度も減るし汚れたらツノガエルが移動してくれるのでおすすめです。

餌やりについて

餌の種類は大まかに分けると人工フード、魚、肉(冷凍マウス、ひよこ)に分けられます。私はお店に売ってる人工フードが一番おすすめです。

人工フード(ひかりベルツノ、つのがえるのえさ(青))

ひかりベルツノは固形の餌で水でふやかしてツノガエルに与えます。人工フードは他にも種類があるのですがこれが一番使いやすいです。粉タイプの餌は粉に水を入れて成形して与えなくてはならないので面倒ですが、ひかりベルツノは餌に霧吹きをかけて軟らかくして与えるだけなので楽です。パッケージの裏にはツノガエルの体長ごとの餌の頻度、量の目安が書いてあるので分かりやすいです。

つのがえるの餌(青)は粉タイプの餌で一応色揚げ効果があるそうです。私は使い切っても色の変化がよく分からなかったし、作るのが面倒だったのでリピートなしでした。もっと長い間使ってたら何か変わってたかも?

餌やりのピンセットについて

餌を手であげると手ごと噛みつかれてしまうので飼い主は痛いだけで済みますが、ツノガエルの顎に悪いし人間の手を噛ませるのはツノガエルが可哀想です。なので餌やり用の長いピンセットであげましょう。竹製、金属製、プラスチック製がありますがプラスチック製が一番おすすめです。竹製は口の中を傷つけないですが汚れがなかなか取れないし、金属製は洗いやすいし衛生的ですがケガさせそうなのでプラスチック製が一番良いとこどりをしているんじゃないかなと思います。ペットショップで買わなくても百均で売っています。

私がおすすめする飼い方 まとめ

私のおすすめする飼育環境

一番飼いやすい環境はプラケース+ソイルですが、余裕があればガラス水槽+ソイル+観葉植物+ライトがおすすめです。ツノガエルが野生にいる時の姿を見たことある人はいるでしょうか?飼われている姿しか見たことない人の方が多いと思います。ソイルを入れることでツノガエルの本来の生き生きとした姿が見れるし、植物を入れることで野生のツノガエルを観察しているような気分になります。正直植物を入れたほうが楽しいので入れてみてください。ガラス水槽+ソイル+観葉植物+ライトはメンテナンスをまあまあしやすくて、まあまあ見栄えが良いのでおすすめですがもっと見栄えを良くしたい方はテラリウム飼育がおすすめです。植物の他に苔や流木や溶岩石を入れることでより自然の様なテラリウムができます。ただ大掃除(土の全替え)をするのが大変だしツノガエルに掘り起こされて汚くなることもあるので注意です。

私の日々のお世話(餌やり以外)

毎日するのは観葉植物への水やりと土が乾いていたら霧吹きするくらいです。週一で糞があったら取り除く、ツノガエル周辺の土だけを捨てます。飼育本には土の全替えは一か月か二か月に一度と書いてありますが水槽が広い場合は三ヶ月に一回くらいでいいと思います。私は45㎝水槽で飼ってますが三ヶ月に一度全替えしても今のところ問題はないです。ソイルは浄化作用あるので良いですが他の土で飼育している方は一か月に一度全替えしたほうが良いかもしれません。ソイルじゃない方は土の中に炭を入れるのもおすすめです。

私の餌やりの頻度と量

ツノガエルが5㎝より小さいくらいの大きさの時は三日おきにひかりベルツノを二分の一、(拒食の時はメダカ二匹)あげてました。5㎝~10㎝の時は一週間おきに一粒、(拒食の時は金魚中サイズを一匹)あげてました。10㎝以上になったら一週間おきに二粒あげています。ひかりベルツノに記載されている推奨量とは違いますが、私はツノガエルが結構ガスが溜まりやすくて怖かったのであえて少なめにあげています。飼育本やブログの通りにするのも良いですが観察してツノガエルの様子を見ながら調節するのが一番です。

私の現在の飼育環境

最近のツノガエルのレイアウト

私の歴代の飼育レイアウト

私の歴代のレイアウトです。テラリウムはツノガエルが小さい時に凝ってましたが大きくなってからは諦めました。しょぼいのが多いですがよかったら参考にしてみてください。作った順に並べてます。他の記事に詳しいレイアウト紹介をまとめます。

初代テラリウムもどき
ヤシガラ土と観葉植物
ハエまみれになった水槽
土がミルフィーユ

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